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月組『黒い瞳(新公)』

<第13回>

▽月組新人公演 ミュージカル・ロマン『黒い瞳-プーシキン作「大尉の娘」より-』
▽宝塚大劇場1998年
脚色・・・柴田侑宏・演出・・・謝珠栄
作品紹介・・・ロシア帝国の圧制下、差別に喘ぐコサック民族の反乱を背景に、ロシア貴族ニコライ少尉と大尉の娘マーシャの恋を、反乱軍のリーダー・プガチョフとの友情を絡めて描く作品の、宝塚大劇場での新人公演。
作品評★★★☆☆☆☆☆☆☆
鑑賞日・・・2003年5月8日

▽主人公ニコライに大和悠河(本役・真琴つばさ)、マーシャに花瀬みずか(風花舞)。コサックの浮浪者・プガチョフには大空祐飛(紫吹淳)。
ストーリーは『大尉の娘』を読んでください(笑)。若干、宝塚風の脚色はあるとしても、本公演を観劇した時にも非常に優れた作品だと思っていました。

さて、初めて新人公演を見たわけですが、やはり本公演との差は歴然。なんとなく間延びするというかなんというか。ですので、主演者の一言評だけ書かせていただきます。

まず、若手有望株の大和さんは、あまりの歌の下手さ加減に思わず失笑してしまいました。でも、立ち姿だけは素晴らしい!華もあるし苦手分野をしっかり克服してもらいたいです。
ヒロインの花瀬みずかさんは好きな娘役の一人。ダンスは上手いし、歌声もきれい。でも、演技は肩に力が入りすぎていて、もっとメリハリが欲しいなぁと思いました。役を難しく捕らえすぎて緊張してしまっていたのではないでしょうか。あぁ、でももうトップの座は難しいだろうなぁ。
大空祐飛さんは、台詞や歌の時に声がこもってしまうところが気になりましたが、役の雰囲気は捕らえていて及第点ではないでしょうか。
その他、霧矢大夢さんなど無難な演技で公演を締めていました。

いやぁ、スカイステージは素晴らしい!
次回からも、こんな感じで簡単評にしていきます(更新は遅れがちですが・汗)




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